なぜここに会社(工場)をつくったか。その2 [真的。]
人件費も上昇し、さらに中国政府が
増値税(基本は製品価格に17%課税)を操作して、
自ら「輸出障壁」をつくったりしている。
そのため、安いコストでモノをつくり、
中国外に輸出して儲けるという旧来のビジネスモデルは
崩れ始め、それに立脚しただけの工場倒産は急激に増えてきています。
そういうレベルで進出を考えている海外企業は、
東南アジアに工場を作れば
このビジネスモデルは継続でき儲けられる、
などと皮算用をしているところも多いと思います。
この話を追求していくと、
大論文! になってしまうのでここでは書きません。
ただ、ここに来て正解だったなと実感するのは
中国の人の教育レベルの高さです。
これについては、もっと注目されていいと思います。
道徳の本家で公共心や道徳感の教育が、
若干抜けて落ちているのは妙な感じがしますが、
13億人という人口と広大な国土をかかえ、
ここまで教育の平均レベルを高めているのは、
中国政府の成果だと思います。
このことは経済成長を遂げた日本の源泉はなんだったか?
という回答と共通します。
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