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「神舟7号」の成功と計画性の教育 [真的?]

去る2008年9月28日、神舟7号が中国初の宇宙遊泳を成功させ、無事帰還しました。

素人考えでも、当然このようなロケット計画は、緻密な計画性が必要とされるはずです。

結論から言うと、同じ中国人民がこの計画を成し遂げているので、

教育さえきちんとしていれば、「できる」という証明なのだと思います。

で、対極をなす中国人民の話。

先日、コンテナ積載作業時間になったのでちょっと見に行きました。

HQコンテナにギリギリの載るか載らないか!という量なので、

載せきれない場合、省く製品(載せなくてもいい製品)の指示が

きちんと担当者に出ているか確認するためです。

ところが、いつもならせっせと作業しているはずが、なにやらフラフラしている。

リーダも不在。

聞くと、リーダが自らフォークリフトの給油に行った。

途中で燃料パイプが壊れて修理中。

で、戻ってこない。

そして、その連絡が上司やスタッフに届いておらず、

作業がストップ。という状況

第一の問題として、「人を集めておいてから、なぜ給油に行く!」

給油するための経費仮払い請求だけはきちんと前日に来ていた。

以前書いた「地図を読まない漢族男」と共通しています。

あるいは、フォークリフトが到着していなくても、来たらすぐ積載できるように、

荷物をコンテナの前に持ってきておくなどという

自発的な作業すらスタートしていないのです。

工場長はなにをしているかと工場長室を見やると、状況を知らずに執務中。

それで彼を呼び、指示を出せと命令する始末。 

これを「神舟7号」で再現するとこうなる!?

『宇宙遊泳をするため、飛行士が宇宙服を着ました。

スタッフを集まり、固唾を呑んで見守る。

オ!ボンベに空気を入れ忘れた!

ちょっと待っててね・・・。

空気を入れに行くから。』

あるいは、

『発射のカウントダウンを開始!

お!燃料が無いから、入れないと!』

になってしまいますね。

「そう」だったりしたら、想像するだけで、怖いものがあります。

今回は、そのリーダのリーダ職を解きました。

ちなみに「なぜできないのだ?」と追求すると、

答えはこうなります。

「規定がない」

日本風に言い換えると「マニュアルがない」。

日本では当たり前とおもっていることを

もしかすると「教育」する必要があります。

その後別のミーティングのときに

試しに数人に小学校、中学校在学中に、

事前準備とか計画性などについて

指導をうけたことがあるか聞いてみました。

全員そういう指導は受けたことがない。

ということでした。

みんな記憶力もいいし、計算も速い。

決して頭は悪くないのです。


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