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知日派中国人でも知らないパナソニック中国進出の事情 [真的。]

私の大事な情報源でもある中国の友人の一人、
彼はかなり日本語ができ、
日本とビジネスも行い、
さらに天安門事件当時は某一流大学の大学生で、
熱く燃え、
中国では相当の民主派。

かつ共産党大嫌いな知日派で、
自分のお子さんには、
共産党は間違っていると
毎日、逆洗脳している(本人の言葉)ような人です。

そのような人が、
パナソニック中国進出の事情

まったく知らなかったという事実を
昨日知り、正直驚き
ました。

「え!本当? そうなんですか~」という反応。 

パナソニックの社長が、
今回の反日デモに伴う同社工場への破壊行為に対し、
「中国の人はパナソニック進出の事情を知らないのか!
と悔しそうに、情けなさそうに話されていましたが、
前述のように
相当の知日派でも「知らない」のです。

そこで、昨晩早速パナソニック中国のHP
斜め読みですが見てみました。

がパナソニックを訪問したことは掲載されてましたが、
ごく控えめで、
内容も
環境対策で協力を依頼されたと
いうことしか書いてありません。

余計なお世話ですが、
これでは中国の人には伝わらないように思います。

他の中国企業のHPのように
日本人感覚では毒々しいくらいに、
パナソニック中国進出の事情~鄧小平に直接頼まれて進出したとか、
その経緯を誇らしげに、大々的に写真入りで
ホームページに掲載すべきなのです。

中国で販売されている製品の中に
冊子を同梱してもいいかもしれません。
さらに、テレビCMなどで流してもいいかもしれない。 

そうしないと、
前述の私の知人のように
「え?そうなんですか?」
という状況になると思うのです。

こういう時はチャンスだと思います。
おそらくパナソニック中国のHPのヒット率は高くなっているはずですから。

繰り返しになりますが、
業績や中国への貢献を毒々しいくらいに、
誇ってみたらどうでしょう。

イオンもパナソニックも奨学金を
たくさん出していらっしゃるようですが、
そういったことも、もっと派手派手に露出すべきだと思います。

実は、このことは自分の会社の
HPを作ったときに、
自分と中国のスタッフとの
広報に関する感覚がずれていることに
気が付いたのです。

私は、業績や事績を「控えめ」に掲載するのがスマートだと思うのに対し、
彼らは「控えめだと弱い!」と言います。

要するに、上品にクールにでは中国の人には『伝わらない』のです。

ちなみに日本政府も、
共産党広報のように
あらゆるメディアを総動員し、
あらゆるネタに対し、
すべて、共産党だから人民に貢献しているという意味合いを
かぶせてニュースにする。
くらいの勢いで、
中国に対して過去に行った援助、貢献などを
毒々しいくらいに派手派手に
広報したらよいと思います。

中国向けHPが、
アクセス制限されてしまうというのなら、
日本に住んでいる中国人、
日本に旅行にくる中国人全員に、
そういった冊子を配布する
というのもよいのかもしれません。 
NHKで日本に住んでいたり、旅行に来る
中国人向けに
中国語ニュースを流すのもいいと思います。
日本語ができても、
ニュースなどの聞き取りは難しいもの。
それに、いかに中国のニュースというものが
事実と異なる情報をながしているか
よくわかるからです。

● 現代中国事情を知るのに素晴らしい記事です。(ご参考)
http://www.maya-fwe.com/4/000233_J.html 


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中国人の歩き方 [真的。]

以前から気になっていたのですが、
先週(2011年3月30日)広州の展示会場で、
中3階くらいの高さにかかる渡り廊下の上から、
下のフロアを歩いている人たちをみて、
やはり・・・と改めて実感しました。

中国人は、男性も女性も、
つま先を外側に向けたまま歩く人の比率が非常に高いのです。

特に女性で、こういうつま先方向を広げたまま歩く人は
日本では、ほぼいないのではないでしょうか?
 少なくとも私は意識したことがありません。

極端に開くとヤーさん歩き
あるいはいきがり小僧の歩き方
になってしまいますが、
そこまで開いて歩く人はさすがに少数。
そういうのは、中国でも、エラそうにしたがるヤーさん風あるい小僧だけです。

改めてこの歩行スタイルを規定しますと、
かかとをくっつけて、
つま先方向に約30度程度開いて立ちます。
そして、
そのまま足が、
進行方向に平行に移動して歩くのです。

実は連れて行った社員二名(32歳と22歳 女性)に
大変失礼ながら、歩いてもらいましたら、二人とも同様。

※ちなみに二人ともO脚ではありません。

大変、大変、大変、とても失礼なやつですが、[パンチ]
思わず「なぜ?」と尋ねたら、
「楽」とか・・・。

「・・・・?」

自分(男です)の歩行スタイルと改めて観察してみると、
右足つま先だけ、1~2度開き気味で、
左足は、まっすぐないし心持内向き?ですが
別に苦痛に感じたことはありません。

骨格的な違いでもあるのでしょうか?

なお広州の展示会場で見たこの歩行スタイル比率でみると、
必ずしも育った環境(たとえば農村と都会)の違いとは思えません。
 


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銀行からの送金(修正・再UP) [真的。]

銀行に現金を持ち込み、
送金伝票と一緒に窓口に出しても、
受け付けてくれません。
ダメ!」 といいます。 


ではどうするか。

窓口担当者は、
銀行カードは持っていませんか?」と尋ねてきます。
そこの銀行のカードをもっていたら、
そこにまず預金してくれといいます。

お金の入っているカードを渡すと、

サラサラと処理開始。


これで困るのは、

送金者の名前が、

カードの名義人になってしまう点。


よい点は他行宛でも

手数料が不要。


※2010年6月現在、建設銀行では、手数料が必要になりました。
(3月に銀行に行った時は不要だったのです。)
他行宛だと、50元(約700円/金額に関係ないと思います)

日本の銀行より高い!
無料なのはVIPカード保持者。
どうしたらそのカードに変更できるのか?と尋ねたところ、
たしか「50万元預金すれば」・・とか。

「HSBC」なみ?
そんなに余裕のお金があったら「HSBC」で口座作ります!

なお、このカード保持者が結構いるのです。
なぜわかるのか?

送金手続きを待っている間、
「VIP」(普通のおじさん、おばさん)が
どんどん前に割り込みます。
銀行が、優先的に手続きをしてくれるのです。

【注】(中国建設銀行の場合)
●プラチナカード(白金卡)
1年以内の月間平均金融資産額 50万元以上
●ゴールドカード(金卡)
1年以内の月間平均金融資産額 20万元以上

それぞれ、条件が三つほどあり、そのひとつが該当していればOKらしいです。
こっちのほうが多いのかも・・・
「1年以内の個人の月額平均融資残額100万元(プラチナ)
または50万元(ゴールド)以上で、返済状況の良好な人。」



個人の送金なら
それでもいいですが、
会社だと、あとが面倒。
証拠書類が
わけわからなくなるからです。

開業準備中のときは、
会社の銀行口座もありませんから、
個人口座から送金するはめに。
結構困りました。

ちなみに現在は、
「現金小切手」と「振込み用の小切手」、「振込用紙」の3種類があり、
それにハンコを押して、
銀行に持ち込みます。

私はハンコ押しているだけなので
その後の実務については、
それ以上知りません。


ちなみに日本では、
「代表印」または「銀行印」一個でOKですが、
ここは「財務印」と「代表印」の2個が押してないとだめです。

また、日本では小さい会社だと
経理一人で何でもやってしまいますが、
こちらは「財務」と「出納係」と2人必要です。


とことん
「性悪説」の国なのかなあと

感じてしまう現実です。


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中国企業(メーカ)の損益表の見方 [真的。]

結論からいうと、損益表の利益をみるとき、
必ずバランスシートの在庫金額をみること。
また売上がきちんと上がっているかを
時系列でみることが肝要のようです。 

なぜでしょうか。 

製造メーカの場合、
製造に関する固定費が
固定費として計上できないからです。

そしてそれは棚卸資産にオンされます

棚卸資産にONすることは、

まあ当たり前なのですが、
固定費を毎月経費として落とせないのです。


その固定費を落とせるのは、

売り上げが発生したとき、
在庫がなくなりますから、
その時に一緒に経費が落ちます。 


すなわち、
短期的にはいくらでも利益操作が可能。

たとえば一時的に製造要員を増やす。

これで利益が生み出されてしまいます。


架空資産という
利益操作

=粉飾決算は日本でも聞きますが、

ここではさらにその範囲が大きい。


資産だと処分が大変ですが、

人なら容易かもしれませんね。

ただし、一時的にキャッシュは不足しますが。

人を雇ったことにしてもいいかは、

不明です。


ちなみに上場されている中国企業も

同じ方法で損益計算をしているそうです。

(弊社会計顧問曰く)

今は香港市場で中国企業の株式を買うことができますが、
損益表だけでは信用できないということです。
 
もちろん日系企業が中国企業と取引をする際は
相手の信用調査をすると思いますが、
その意味で、決算書だけではちょっと危ない。


時系列で売り上げ推移が見えないからです。

 

そのため、
取引を開始してしばらくは
「前金」が
中国ビジネスの極意と言えるでしょう。

ちなみに中国では当たり前のビジネス習慣ですから、
初心者の方も
この取引条件を
気にすることはまったくありません。


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無洗米と奇妙な体験 [真的。]

先日帰国したとき、
例によって中国に戻る前の買い出しに
スーパーに行きました。

米の売り場の前を何となくと通った時、
この奇妙な体験をしました。
 この時、ふと、今回は米でも持って帰ってみようかな・・・と思い、
売り場を眺めたのです。

「無洗米」という字が
目に飛び込んできました。


「????」


このとき、
「なんじゃ、これ?」と思って、
ボー然と眺めていたのです。


15
秒くらい眺めていたでしょうか。
ふと我に帰りました。
「なんだ、むせんまい か・・・」とつぶやいて。 

もちろん「無洗米」は知っています。
東京の自宅では、
共働きという境遇から、
発売間もなく真っ先に飛びついたほうなのです。 

では、この15(もっと長かったかもしれません)の間、
頭の中ではなにを考えていたのでしょうか。 

実は、「無洗米」という字が目に飛び込んできたとき、
「洗っていない米」
と頭の中で読み取ったのです。

そして
「洗ってない米?・・って普通の米だろう。
なのに、なぜわざわざ書いているんだ?」と
しばらくその「無洗米」と書かれている米の袋を眺めながら
考えていたのです。 

これは、中国語的理解なのでした。

中国語だと、
この日本語の表記で訴えたい意味=
「洗う必要のない米」 
であるなら
「不要洗米」 とかの表記になるはずです。

あるいは、
「洗い済みの米」=
「洗完了米」と
でも表記するかもしれません。
 

※私の中国語のレベルではこの程度。 

いずれにしても、
非常に不思議な感覚の経験でした。


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